SuperOx Japan合同会社は、2011年に日本における次世代高温超電導(2G-HTS)線材の研究開発、製造販売の会社として設立し、国内外の大学、企業、研究機関のみなさまに支えられ11年目を迎えることができました。
心より御礼申し上げます。
SDGsが大きな課題となる現在、CO2 を削減し、エネルギーを効率よく使うことができる超電導技術は電力、鉄道、医療など、様々な分野において大きな力を発揮するものとなっています。
創立当時は数人でスタートし、年間100kmの製造を目標にしておりました。
創立10年が過ぎた2021年には新たな工場を増設し、社員も増え、現在の製造量は年間300kmに達しています。
その結果2021年、2022年と続けて『アジアで急成長する企業Top500』(Financial Times社、NIKKEI Asia)に選出されたことは大いに励みになりました。
SuperOX Japanはこれからもお客様の様々なご要望にお応えできるよう社員一同努力し、今まで以上に高性能で低コストな長尺線材の量産化を実現し、将来的には年間1,000km~10,000kmの供給を目指すことを目的として、超電導線材の新しい構造や組成の最適化、製造工程の改善を推進してまいります。
そして電気・機械関連の技術者への雇用を拡げ、超電導線材の応用製品の技術開発を行い社会が未来に向かって継続的に発展するために貢献する所存です。
環境に優しく、エコでクリーンなエネルギー供給を可能にすることができる超電導技術が実社会での利用が広まるように邁進してまいります。